ルーレットのイカサマ疑惑を検証!信頼できるカジノの見分け方ガイド

カジノ戦略

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カジノの花形ゲームでもあるルーレット。ただ、ルーレットでイカサマが行われていないかどうか不安に感じている人も数多くいるのが事実です。特にオンラインカジノや一部のカジノでは、意図的に結果を変えられているのではないかと疑われることさえあります。

そこで今回はルーレットのイカサマの歴史や過去に実際に起きた事件を紹介します。そのうえで、安全にルーレットを楽しむ方法や現在もルーレットのイカサマが行われているのかを徹底解説していきます。この記事を読めばルーレットのイカサマを不安に思うことなく、安全に楽しめること間違いなし。

ルーレットのイカサマの歴史

ルーレットのイカサマの歴史

「ルーレットにイカサマはないの?」そう感じてしまうのも無理はありません。なぜなら過去には実際にイカサマが行われたから。では、現在はどうなのでしょうか。まずはルーレットでイカサマができるかどうか、実際の手法はどうなのかを見ていきましょう。

結論から言うとディーラーによる不正はできない

結論から言うと、現在ルーレットでイカサマはできません。過去にイカサマが行われた事例はありますが、カジノ側ではセキュリティなどの対策を強めています。イカサマができる可能性はないといっても過言ではないでしょう。

では、これまでいったいどんな手口のイカサマが行われてきたのか、それに対していったいカジノ側はどんな対策をとっているのか知りたくはありませんか?これを知っておくことで、よりカジノで遊ぶことが安全であるということが理解できます。

この記事では実際のイカサマの手口やカジノ側の対策、イカサマされているかもと思った時の見分け方から、イカサマが行われる心配の無い優良なカジノの紹介まで行っていきます。

ディーラーがルーレットでイカサマをした事件

次に実際にディーラーがイカサマをした事件について紹介していきます。今回はシンガポールのカジノで行われた事件を例に見ていきましょう。

イカサマにかかわったのはプレイヤー1人と2人のディーラー。具体的なイカサマの内容は、プレイヤーが賭けた数字に球が落ちれば、獲得した賞金のいくらかをディーラーに払うというもの。結果的には28週間の禁固刑という判決になりました。

いったいどのようにしてこのイカサマが発覚したのでしょう。

それはプレイヤーが「32・15・19」の隣り合った3つの数字にのみ賭けていたからです。ちなみになぜその数字を選んだかというと、この数字がルーレットで緑色に塗られて目立つ「0」の隣の数字だったからです。

ディーラーにはある程度、狙った位置に球を落とす技術があり、目立つ「0」を目印にし、プレイヤーが勝利する操作をしていたというわけですね。

ルーレットのイカサマで実際に使われた手法

実際にルーレットでイカサマを行った例として、特定の数字を狙う手法がわかりました。では、その方法を含めて、どんなルーレットのイカサマがあるのかをチェックしていきましょう。

特定の数字を狙う

ルーレットのイカサマで実際に使われた手法

まずは先にも紹介した特定の数字を狙うルーレットのイカサマ。この記事の公判で紹介しますが、現在はディーラーが特定の数字を狙うことは非常に難しくなっています

そもそもなぜ特定の数字を狙うことがイカサマになるのか。それは実際の事例に合ったように、プレイヤーとディーラーが手を組んだ場合、不正にかかわったものが利益を得るだけでなく、カジノにとって大きな損となるからです。

具体的にはどの数字を狙うのでしょうか。ルーレットは基本は赤と黒の色で構成されています。しかし、「0」と「00」だけは緑色。そこで目立つ緑色の「0」と「00」を目印に数字を狙うことになります。

ただ、「0」と「00」の隣の数字だけを狙っているのも、カジノ側やほかのプレイヤーに気づかれやすいです。

磁石を使ったルーレットのイカサマ

次に紹介するルーレットのイカサマは磁石を用いた手法。大きな仕掛けはルーレットのホイール。こちらに電磁石を仕掛けます。そしてもちろん球にも磁石をセット。ルーレットを見ていると、ポケットに入りそうで入らないを繰り返して最後に入るポケットが決まりますよね。

ルーレットのイカサマで磁石を用いたこの手法はまるでその現象が起きているかのように見せます。磁石の同じ極同士で起こる反発の力を使って、ポケットに球が入らないように細工します。

このイカサマが実際に行われたのは1973年。カジノ界にも衝撃が走り、カジノのセキュリティシステムが大きく強化されるポイントにもなりました。

球に仕掛けをしたルーレットのイカサマ

次に紹介するのは球に仕掛けをしたルーレットのイカサマ。このイカサマはボタンを押すことで振動する球を用いて行われます。どのタイミングで振動をさせるのでしょうか。それは大きいベットがされているポケットに入りそうになったタイミング。振動させることによって、そのポケットに入ることを防ぎ、プレイヤーの勝利を妨害します。

特にカジノ側が大きな利益を得るイカサマですね。ただ、上記の2つに比べて、明らかに不自然な動きをするので、このイカサマは特に発覚しやすいでしょう。

信頼できるルーレットをプレイできるカジノの見分け方

実際に行われたルーレットのイカサマを聞いて、いくら現在はイカサマが不可能といっても、不安に思う人もいるでしょう。特にオンラインカジノならルーレットのイカサマも簡単なのではと思うかもしれません。そこでここからは信頼できるルーレットを楽しむことができるカジノの見分け方を紹介していきます。

ライセンスの有無

信頼できるルーレットをプレイできるカジノの見分け方

カジノで遊ぶ際には必ずライセンスの有無は確認してください。もし、ライセンスを持っていないカジノで遊んでしまうと、ルーレットでイカサマを仕掛けられるだけでなく、出金できないなどの金銭トラブルに巻き込まれる可能性もあります。

このライセンスを取得しているカジノは信頼できるという代表的なライセンスは以下のものになります。

  • マルタライセンス
  • ジブラルタルライセンス
  • キュラソーライセンス
  • マン島ライセンス

このほかにもスウェーデンやエストニア、デンマークといったEU諸国から発行されているライセンスは信頼度が高くなっています。

第三者機関による監査と公平性の証明

ライセンスを取得したカジノは基本的に第三者機関による監査を受けます。第三者機関は具体的に、イカサマが行われていないか、ギャンブルが公正、健全、安全に行われているか、入出金が正常に行われているのかなどをチェックします。

そしてほとんどの監査の結果がプレイヤーへ公表されます。透明度の高い信頼性を提供してくれるわけですね。有名な第三者機関は以下のもの。

  • eCOGRA
  • iTech Labs
  • TST

また、オンラインカジノで提供されるゲームの多くは外部のプロバイダーによって開発されたもの。そのため、それらのプロバイダーも第三者機関の監査を受けています。ゲームの公平性とランダム性を保証するものになるので、そちらも確認しておくことをおすすめします。もしわからないという場合は、有名で実績のあるゲームプロバイダーのゲームを選ぶことをおすすめします。

ルーレットでイカサマ?見分け方紹介

可能性は無いに近いほど低いですが、時には「もしかしてルーレットでイカサマされてるかも?」と思うことがあるかもしれません。ここではどんな状況がルーレットでイカサマされている可能性があるのかを紹介していきます。

不自然な連敗や異常な結果の連続は要注意

不自然な連敗や異常な結果が連続した場合はルーレットのイカサマの可能性を考えてみましょう。たとえば、ルーレットの結果が偏っている場合。もし、ディーラーが落とすポケットを狙っている場合は、当然その周辺のポケットに結果が集中します。

過去にはホイールの傾きを利用し、特定のエリアに球が入りやすいといった現象が起こったこともありました。特定のエリアに連続した結果が続く場合は、ディーラーやホイールなどにイカサマが仕掛けられている可能性があります。

ただし、ルーレットの結果はランダムです。負け続けているからと言って、必ずイカサマが行われているということでは無いので気をつけましょう。

ゲームルールや条件の透明性をチェック

ルーレットを行ううえで、ゲームのルールや利用規約、賭け条件といった項目を提示していないカジノはイカサマなどを行っている可能性があります。必ずカジノ側がゲームの透明性を保持しているかどうかを確認するようにしましょう。

たとえば以下の項目のチェックが挙げられます。

  • ライセンス
  • カジノの口コミ・レビューなどの評判
  • 利用規約
  • 賭け条件
  • オンラインカジノの運営構成

これらの透明性を確保していないオンラインカジノは非常に危険です。ルーレットのイカサマだけでなく、金銭トラブルに巻き込まれる可能性も高くなります。ルーレットに限らず、オンラインカジノで遊ぶ際には、どんなオンラインカジノなのか、正確な情報をしっかりと集めるようにしましょう。

ルーレットのイカサマ対策

ルーレットのイカサマ対策

現在、ルーレットでイカサマが行われる可能性はないと紹介しました。なぜ言い切れるのか。それはカジノ側で徹底した対策を行っているからです。ここではいったいどのような対策が行われているのかを紹介していきます。

ディーラーの目線対策

ルーレットのイカサマの1つとして、ディーラーが特定の数字を狙う手法があります。その手法の対策として設けられたのがディーラーの目線対策。現在のカジノではボールを投げる際に、ディーラーがホイールに視線を向けないことを徹底しています。ディーラーは必ず目線を外さなければいけません。

カジノの監視カメラはプレイヤーの不正を監視するだけではありません。ディーラーがしっかりと公正にゲームを行っているかもチェックしています。ディーラーが特定の数字を狙うイカサマを行うと、カジノ側に大きな損が出るということがわかっていますからね。

球の動きの予想を難しく

現在のルーレットでは球の動きが非常に予想しづらくなっています。ポイントはホイールの仕切りの高さ。これを低くすることによって、より球の動きにランダム性を設け、狙ったポケットに球を落とすことが非常に困難になっています。うまく狙ったとしても球がどんどん弾かれていくということですね。

現在、特にオンラインカジノでは、手動で球を投げるのではなく、ボタンを押すだけで専用の装置が球をホイール投げ入れてくれるルーレットも多いです。これにより、ディーラーが特定の数字を狙うのも難しくなっています。

また、過去にはホイールがわずかに傾いており、特定のエリアに結果が集中することを見抜いたプレイヤーがいました。そんな事件もあり、現在のカジノではホイールが水平であることのチェックを厳しく行っています。

これらの努力がルーレットにしっかりとしたランダム性を生み、ルーレットのイカサマをできないようにしています。

まとめ:ルーレットで安全に遊ぶためのポイント

今回はルーレットのイカサマの歴史や実際に行われた手法について紹介してきました。現在のカジノでは、厳重なセキュリティ、そして第三者機関の監査も用いて、イカサマが行われる可能性が非常に低くなっています。

そのためにもプレイヤーである我々は、ライセンスを保持し、第三者機関の監査を受けている優良なカジノサイトを選ぶ必要があります。適切なカジノ選びを心がけ、安心してルーレットを楽しみましょう。