ブラックジャックのカードカウンティングとは?仕組みや、やり方、注意点まとめ

カジノ戦略

目次

ブラックジャックのカードカウンティングとは?」
「ブラックジャックのカードカウンティングの仕組みについて知りたい。」
「ブラックジャックにおけるカードカウンティングのやり方は?」
「ブラックジャックにおけるカードカウンティングの注意点について知りたい。」

この様な疑問をお持ちの方のために、本記事では、ブラックジャックのカードカウンティングとは何であるのかや、仕組み、やり方、注意点などについて詳しく解説します。

ブラックジャックは、何世紀にもわたってカジノのテーブルを支配してきた人気のあるカードゲームです。プレイヤーによって使われる戦略の一つに、カウンティングがあります。こちらでは、カウンティングのテクニックとその目的を簡単にご紹介します。

カウンティングとは、山札に残っているカードを記憶し、当てることです。これにより、次に引かれるカードが高いカード(例えば、10点や絵札)か、低いカード(例えば、2-6)かを予測することができます。もし高いカードが多い場合、プレイヤーは有利になり、その時点でベット額を増やすことができます。こちらがカウンティングの基本的な目的であり、プレイヤーがカジノに対してアドバンテージを得るために使う戦略の一つです。

しかしながら、こちらのテクニックは複雑であり、それを理解できる人は限られているため、カジノにとっては好ましくない行為です。ここからは、カードカウンティングの仕組みについて詳しく解説します。

ブラックジャック最強の戦略「カードカウンティング」とは?

ブラックジャック最強の戦略「カードカウンティング」とは?


ブラックジャックのルールは単純ですが、勝つための戦略は無数にあります。その中で最も強力なのが、カードカウンティングです。

カードカウンティングとは、既に配られたカードを記憶すると同時に、山札のカードを予測する戦略です。カードカウンティングによって、プレイヤー(あなた)とディーラー(対戦相手)のどちらが優勢かを判断することができます。

これにより、プレイヤーは、自分に有利なオッズの時は多くベットし、不利なオッズの時は、少なくベットすることができ、勝つチャンスとお金を獲得するチャンスを大幅に増やすことができます。

ブラックジャックのカードカウンティングの仕組み

ブラックジャックのカードカウンティングの仕組み

ブラックジャックにおけるカウントとは、カードを数えることです。テーブルで配られたカードは保存され、将来配られるカードを予測するために使われます。

もし、ヒット、スタンド、その他のアクションを取る前に、次のカードを予測することができれば、勝つ確率が大幅に向上することがわかるでしょう。

完璧に予測できれば、オッズが有利なときはベット額を増やし、不利なときはベット額を下げるかサレンダーすることで、損失を最小限に抑えることができます。

次のカードを予測して行動を選択できることは、プレイヤーにとって大きなアドバンテージになります。

こちらは簡単な戦略ではないので、誰にでもお勧めできるわけではありません。しかし、勝率を上げたいのであれば、ぜひ覚えてほしいものです。

ブラックジャックで知っておくべきカウントの用語

ブラックジャックで知っておくべきカウントの用語

数え方を学ぶ前に、用語を理解することが重要です。知れば知るほど、カウンティングを学ぶのが簡単になります。

覚えておいた方が良いカウンティング用語は、3つあります。

  1. デック
  2. シュー
  3. ディカードホルダー

上記の3つの用語をそれぞれ解説します。

デック

デックとは52枚(ジョーカーを含めると53枚)のカードのセットのことです。デックとも呼ばれるので、ご存知の方も多いと思います。

カジノでは、ジョーカーを除いた52枚のカードが基本的に同じデックです。ブラックジャックでは、ゲームによっていくつかのデックが使われます。

デッキの枚数によって、カウントの仕方を変えなければならないので、カウントする前に、必ずデッキの枚数を確認することが必要です。

シュー

シューはシャッフルされたデックを入れる容器です。カードを直接配るのに用いますが、シャッフル機能を持つものもあります。ハイヒールに似ていることから「靴」を意味する「シュー」に由来します。

シューがあることで、カードがスムーズにランダムにプレイヤーに配られます。

ディスカードホルダー

ディスカードホルダーはその名の通り、捨て札を入れるケースです。勝敗に関係なく、使用済みのカードは捨てられ、次のシャッフルまで使用されません。

捨て札は、シャッフルし直すときにカジノに返却されるか、どのゲームで使われたかを記録するためにカジノが保管します。また、そのまま捨てるカジノもあります。

基本的なルールやカウント方法以外にも、覚えておくべきことはたくさんあります。

もちろん、計算や記憶も大切です。しかし、カウンティングをマスターするには、ゲームを多角的に見る必要があります。そのためには、ブラックジャックに登場する用語や、ゲームのパターンを覚える必要があります。

ブラックジャックにおけるカードカウンティングのやり方

ブラックジャックにおけるカードカウンティングのやり方

カードカウンティングには、「ハイローシステム」が使われます。まず、カードを3つのグループに分けて、点数をつけます。各グループでカウントされるカードは以下の通りです。

  • マイナス1とカウントするカード:10・J・Q・K・Aの5種類のカード
  • プラスマイナス0とカウントするカード:7・8・9の3種類のカード
  • プラス1とカウントするカード:2・3・4・5・6の5種類のカード

カウンティングの基本的な方法は、ディーラーとプレイヤーに配られたカードを、これらのグループ(カウント)に分けて記憶し、数えることです。

カウントの結果によって、取るべきアクションが決まります。これらの数字はとても重要なので、ゲーム中は集中してよく覚えておくことが大事です。

カウント結果がプラスの場合

カウントの結果がプラスになるとは、テーブルにローカードが多くあることを意味します。つまり、シューの中で「10」とカウントされる10、J、Q、K、Aのカードが多くあることを意味します。

こちらは、ディーラーが「10」とカウントされるカードを引く可能性が高くて、状況がバーストする可能性が高いため、プレイヤーにとって有利です。

プレイヤーはヒット、ダブルダウン、または、積極的にゲームに勝つためのその他のアクションを選択することができます。

カウント結果がマイナスの場合

カウントがマイナスになるとは、テーブル上に「10」とカウントされるカードが増えることを意味します。アグレッシブなプレイは控えて、相手(ディーラー)をバーストさせることを狙います。

カウント結果がプラスマイナス0の場合

カウント結果がプラスマイナス0の場合、場に偏りはありません。賭け金やベッティング戦略は変えず、様子を見ましょう。ここで大きく賭ける必要はありません。

ディーラーが配ったカードを、瞬時に計算するのは難しいと思われるかもしれませんが、カウントのためにゲームの進行を遅らせてはいけません。そもそも、カウンティング自体がカジノで最も避けられる戦略なのです。

ブラックジャックにおけるカードカウンティングの注意点

ブラックジャックにおけるカードカウンティングの注意点

ブラックジャックにおいて、カードカウンティングは、信頼性が高く、おすすめの必勝法ですが、 カウントは勝利を保証するものではありません。

テーブルにある全てのカードを知ることで、シューに何があるかはわかりますが、その後の賭け金(ベット額)や行動によって、勝敗は当然変わってきます。

カードカウンティングで勝つ確率を上げるには、以下の点に注意することです.

シューに「10」以外のカードが多すぎると、プレイヤーは不利になる

ブラックジャックにおけるカードカウンティングの注意点

ブラックジャックでは、シューに「10」のカードが多ければ多いほど、プレイヤーは不利になります。こちらは、ディーラーが「10」を引いてバーストする可能性が高くなるからです。

逆に、シューに10以外のカードが多ければ多いほど、プレイヤーは不利になります。10以外のカードの中でも、シューに「2」、「3」、「4」、「5」、「6」の5種類のカードが多く含まれていると、プレイヤーは特に不利になります。

しかしながら、「2」、「3」、「4」、「5」、「6」の5種類のカードがシューに多く含まれていると、プレイヤーは不利になります.記のようにシューに「2」、「3」、「4」、「5」、「6」のカードが多すぎる場合、プレイヤーは簡単に合計値を「21」に近づけることはできません。

また、価値の低いカードを引きすぎると、10のカードを引くことになり、バーストの危険性が高くなります。そして、小さいカードがシューの大部分を占めると、ディーラーはバーストしにくくなります。つまり、ディーラーの勝率が上がります。

ブラックジャックのカウンティングでは、シューに「2」、「3」、「4」、「5」、「6」などの小さいカードが多く含まれている場合、つまり、カウンティングの結果がポジティブである場合、積極的にプレイしてはいけません。


ブラックジャックにおけるその他のカウンティングの方法

ブラックジャックにおけるその他のカウンティングの方法

ブラックジャックにおけるカウンティングは,プレイヤーはディーラーに対して有利な状況を作り上げることができます。

以下は,最も一般的なカウンティングの方法です。

ハイローカウント

ハイローカウントは、最もポピュラーなカウンティングの一つです。各カードにプラス、マイナス、またはゼロの値を割り当て、デックに 残っているカードの枚数によって合計を計算します.

通常、2~6のカードには+1の値、10からエースまでのカードには-1の値を割り当てますが、7, 8, 9には+0.5の値を割り当てます。

残っているカードの枚数が多ければ多いほど合計が高くなり、プレイヤーが有利になります。また、残りのカードが少なければ、合計値は低くなり、プレイヤーは不利になります。

ハイオプトI

ブラックジャックにおけるその他のカウンティングの方法

ハイオプトIは、プレイヤーに有利なカードの枚数をより正確に決定するために考案されたカウンティング方法です。

2~6のカードには+1の値で、10からエースまでのカードには-1の値を割り当てますが、7, 8, 9には+0.5の値を割り当てます。

キャンセルカウント

キャンセルカウントとは、プレイヤーが2枚目のカードを受け取ったときに、 デックのハイカードとローカードの枚数を数える方法です。

例えば、4 枚以下のカードの枚数と、10 枚以上のカードの枚数の差 をカウント値とします。

シャッフルトラッキング

シャッフルトラッキングは、カードの出現順を追跡してカウントする方法です。こちらは、実際のカジノカウンティングで使われる方法の一つです。

プレイヤーは、カードの出現順を覚えてプレイしましょう。しかし、シャッフルトラッキングでは、ディーラーがシャッフルの際に、カードを特定の順番に並べ替える必要があります。

これは、カジノに対する不正行為とみなされ、禁止されることがあります。

ファイブ・カード・チャーリー

ブラックジャックにおけるその他のカウンティングの方法

ファイブ・カード・チャーリーは、5枚のカードを引いたら、自動的に勝ちになるゲームです。

こちらのルールは、カウンティングとは直接関係ありませんが、カウンティングをするプレイヤーにとっては、有利になるため、重要なポイントの一つです。

ただし、こちらのルールは限られたテーブルにしか適用されないので、プレイヤーは事前に確認しておく必要があります。

以上が代表的なカウンティング方法ですが、他にも様々な方法があります。

しかしながら、カジノ側でもカウンティングに対する対策をとっており、カウンティングが発覚した場合、退場処分やプレイを制限されることもあります。

まとめ

まとめ

ブラックジャックのカードカウンティングとは何であるのかや、仕組み、やり方、注意点などについて解説しました。

カウンティングとは、台から排出されたカードを順番に計算して、シューに残るカードを予想することです。

カウンティングの最も有名な方法は、特にブラックジャックにおける「ハイローシステム」です。。ランニングカウントは、トランプに書かれたA-Kの数字を「+1/0/-1」の3つの異なるカウント値にグループ分けして計算します。ランニングカウントは、「10」や「A」のような大きな数字が多いときは「-」に偏り、小さな数字が多いときは「+」に偏ります。これにより、プレイヤーは自分にとって、有利な状況か不利な状況かを判断することができます。

ただし、カウントのスタートカウントとキーカウントは、ブラックジャックのデックの枚数によって異なるので、事前に確認しておく必要があります。

現在、多くのランドカジノではブラックジャックカウンティングが禁止されていますが、欧米諸国を中心に規制が緩和されつつあるので、興味のある人は試してみてください。