カジノ戦略
「ダブルダウンって何?」
「ブラックジャックを始めたけど、ダブルダウンの使い方がイマイチ分からない」
このようなお悩みを持っているのではないのでしょうか。
ブラックジャックはカジノの中でも頭を使い、ルールも少々複雑です。様々な専門用語があって、調べるのも大変ですよね。
そこで本記事では、ダブルダウンの意味や上手く活用する方法、他の専門用語などについて初心者に分かりやすく解説しています。
本記事を参考にすることで、ブラックジャックの知識が増え、スムーズにプレイすることができるでしょう。
それでは、ブラックジャックのダブルダウンについて詳しく見ていきましょう。
ブラックジャックのダブルダウンとは、1枚カードを引いて2倍掛けすることです。
ダブルダウンした時、カードが横になりますが、これは1枚までしか引けないということ。
勝つと多くの勝利金を獲得できますが、負けてしまうと2倍分の資金を失ってしまうのでハイリスクハイリターンの手法です。
両者の違いはカードを引ける枚数の多さや、掛け金の違いにあります。
初めての人であれば、ヒットを選ぶことをおすすめします。
ヒットは自分の手札が21に近くなる、またはそれ以上になるまで何枚でも引けるからです。
ダブルダウンは1枚までしか引けないため、使うタイミングを分かっている人でなければ活かすのは難しくなります。
ダブルダウンは基本的に多くの盤面で使えますが、インシュアランスやヒットを使用した場合は禁止されています。
インシュアランスには掛け金を半分にし、ヒットでは1枚以上カードを引くことが可能です。
そこからダブルダウンを使ってしまうと、掛け金を2倍にしたり、1枚以上カードが引けないというルールを無視してしまうため制限されています。
プレイヤー | ディーラーのアップカード |
9 | 2-6 |
10 | 2-9 |
11 | 2-10 |
A-9 | 3-6 |
ブラックジャックでダブルダウンを使うタイミングは、上記のような盤面が考えられます。
ダブルダウンを上手く活用するには、自分のハンドの内容だけでなく、ディーラーの1枚目のカードも見る必要があるのです。
ブラックジャックの経験があまりない人は、上記のような表を参考にしながらダブルダウンを応用していくといいでしょう。
ただし、上記の表はあくまでも基本的な指針であり、常に最適な行動とは限りません。
ゲームの状況によっては、外れた行動を取る方が有利な場合もあります。
残ったデッキが少なく、7以上のカードが出る確率が極端に低ければ、プレイヤーの手札が11だったとしてもダブルダウンを選択してはいけません。
本当にこの盤面で使ってもいいのか、常に柔軟な思考で判断していくことが大事です。
次は勝利する方法やタイミングについて解説していきます。詳細は以下の通りです。
盤面さえ把握すれば、ダブルダウンを使うのは難しくありません。
上手く使いこなせば、多くの勝利金を獲得できるので、積極的に活用していきましょう!
上記の内容について詳しく解説していきます。
最初に配られた2枚のカードの合計が10か11の時が最も効果的です。
なぜなら、3枚目のカードで10を引けば、合計が20か21になって、ディーラーに勝てる可能性が高くなるからです。
例えば、最初に7と4が配られたら、合計は11です。この時にダブルダウンをして、3枚目に10を引ければ21でブラックジャックになり、大きな勝利が期待できます。
ディーラーの最初の表向きのカードが3、4、5、6の時は、バースト(カードの合計が21を超えること)する可能性が高くなります。
バーストすることで、勝負前にディーラーに勝つことができるので、このタイミングで積極的にダブルダウンをしていきましょう。
ダブルダウンをしてはいけないタイミングは多くあります。詳細は以下の通りです。
これらの盤面を無視して使ってしまうと、大きく軍資金を失う可能性があります。
やってはいけないタイミングを把握して、軍資金を効率的に使えるようにしましょう。
上記の項目について、これから詳しく解説していきます。
ディーラーの手札がAの場合は、ディーラーがブラックジャックの可能性が高くなります。
そのため、負けるリスクが高まります。
自分の手札が良い場合でも、ディーラーの手札がAの場合は控えましょう。
自分の手札の合計値が11点以下の場合、ディーラーに勝つことは難しいです。
理由は、ダブルダウンで引けるカードは1枚であり、弱いカードが出てしまえば負ける可能性が高くなります。
仮に自分のハンドが10点だった場合、2〜6まで引いてしまう確率は38.5%です。
10点以下の場合はさらに弱いカードを引きやすくなるでしょう。
ディーラーは17点以上になるまでカードを引かなければならないというルールがあるので、自分のハンドがそれ以下の場合は負ける確率が圧倒的に高くなります。
自分の合計値が17〜19のように高くても、ダブルダウンすることをおすすめしません。
理由はハンドが21以上となり、21を超えて失格になってしまう確率が高くなるからです。
例えば自分のハンドの合計値が18点の場合、ダブルダウンを使用すれば、4~Aが出る確率は88%になります。
勝負前に失格となって掛け金を没収されるのでやらないようにしましょう。
ダブルダウンのメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
勝利すると掛け金が2倍になる | 使える盤面が少ない負けると2倍の損失1枚までしかカードが引けない |
デメリットの方が多いので一見不便に見えますが、盤面を把握することで大きく2倍の勝利金を得ることができます。
ダブルダウンを使うか、使わないかで利益率は大きく変わってくるので、勝てそうな時には積極的に使った方が良いでしょう。
用語 | 意味 | ルール・制限 |
デック | ブラックジャックで使う52枚のカードのこと | ディーラーがデックからカードを引いてプレイヤーに配る |
ハンド | 手札 | 最初の手札は2枚からスタート |
アップカード | ディーラーの1枚目のカード | ディーラーはアップカードを見せなければならない |
ソフトハンド | Aを含む2枚の手札 | - |
ハードハンド | Aを含まない2枚の手札 | - |
スタンド | カードを引かずに勝負すること | ダブルダウンを使用した場合は、スタンドはできない |
ヒット | カードを1枚引くこと | 21またはバーストになるまで引き続けることができる |
スプリット | 手札2枚のカードが同数の時、それぞれ分けて勝負することができる | ブラックジャック以外はインシュアランスやダブルダウンも同時利用可能 |
インシュアランス | 保険を賭けることができる | ディーラーの1枚目のカードがAの時、保険を賭けて負けた時に没収される掛け金を半分にすることができる |
次はダブルダウンに関する質問について、答えていきます。
ブラックジャックでダブルダウンをする確率は、プレイヤーの戦略やゲームの状況によって異なります。
自分の手札やディーラーのアップカードを見ながら、ダブルダウンをするかどうかを判断する必要があります。そのため、一概に確率を言うことはできません。
一般的には、1ゲームに1回程度ダブルダウンする機会があると言われています。
積極的にダブルダウンを狙っていくプレイヤーもいれば、慎重に状況を見極めてダブルダウンするプレイヤーもいます。
自分のプレイスタイルやゲームの状況に合わせて、ダブルダウンの頻度を調整していくことが大切です。
ディーラーはダブルダウンができないので、することはありません。
しかし、プレイヤーがダブルダウンをして負けると、2倍の損失をしてしまうので注意しましょう。
その他にもディーラーはスプリットやインシュアランスもできないです。
ディーラーよりもプレイヤーの方が幅広く機能を使うことができます。
その代わり、互いがバーストになればディーラーの勝ちが優先されることもあり、プレイヤーの方がルール的に不利です。
ブラックジャックのダブルダウンについて解説しました。まとめると以下の通りです。
ダブルダウンはハイリスク・ハイリターンの手法なので、勝率を高めるためにも使うべきタイミングを知る必要があります。
最初は本記事でも紹介したベーシックストラテジーを参考にしながら、活用していくと良いです。
本記事で紹介した定石も参考にしながら、効率よくダブルハンドを応用していきましょう。