カジノ戦略
ブラックジャックは、カジノゲームの中でも特に戦略が重要とされるカードゲームです。
「運」だけでなく、「技術」や「知識」を駆使して勝利を掴むことができるため、プレイヤーにとって魅力的なゲームとして知られています。
しかし、勝ち続けるためには必勝法を理解し、実践することが欠かせません。
本記事では、初心者から上級者まで実践できるブラックジャックの必勝法を解説します。これを機に、あなたも一歩進んだプレイを楽しんでみませんか?
カウンティングは場に出たカードを記憶し、デッキの中に残っているカードを予測する方法です。
ブラックジャックは使用するカードの枚数が決まっており、1度使用されたカードが再度使用されることはありません。
その結果、デッキの中に偏りが生じます。
カウンティングすることで デッキの中の偏りを知り、アクションの参考にすることで勝率を高めることが可能です。
たとえば、ゲームの前半ですでに「7・8・9・10」のカードが多く場に出ている場合、ゲームの後半では、7以上のカードが出る確率が低くなります。
プレイヤーのカードの合計値が15であっても、ヒットした際にバーストする確率は低いと判断できます。
ベーシックストラテジーは和訳すると「基本戦略」であり、ブラックジャックにおける戦略判断の基準になります。
プレイヤーのカード合計値とディーラーのアップカードから、どのアクションを選択することで最も高確率で勝てるかを判断するのに役立ちます
ベーシックストラテジーは3タイプの表にまとめられており、慣れるまでは表を確認しながらアクションを選択するのがおすすめです。
ハードハンドはプレイヤーに配られる最初の2枚のカード内に「A」が含まれていない場合もしくは「A」を1と数えた時のプレイヤー ハンドを指します。
ハードハンドの場合、以下のベーシックストラテジーの表を参照しましょう。
具体的には、以下の流れで アクションを実施してください
たとえば、プレイヤーのカードの合計値が13であり、ディーラーのアップカードが6であった場合、スタンドすることで最も勝率を高めることが可能です。
ソフトハンドは「A」を11と数えた時のプレイヤーハンドを指します。
Aが含まれるソフトハンドとなることは多くありませんが、ベーシックストラテジーを理解しておくことは重要です。
「Aと8」「Aと9」の組み合わせなら、ディーラーのアップカードに関わらずすべてスタンドとなります。
一方、プレイヤーのカードが 「Aと5」であり、ディーラーのアップカードが7以上であればヒットを選択するのが最善です。
スプリットは最初の2枚のカードがペアだった時のプレイヤーハンドを指します。
「8と8」もしくは「AとA」の組み合わせであれば、ディーラーのアップカードに関わらずスプリットしましょう。反対に「10と10」であれば、スタンドするのが最適です。
ベーシックストラテジーは、表を参照するだけで勝率を高めることができる魅力的な攻略法ですが、ランドカジノでは使用できません。
また、オンラインカジノでもライブゲームの場合、慣れていないと間に合わない可能性があります。
まずは、テーブルゲームのブラックジャックで慣れるのがおすすめです。
チップコントロールはベット額をコントロールすることで、利益を狙う攻略法です。代表的な14個の攻略法を紹介します。
名前 | リターン | リスク | 難易度 |
グッドマン法 | 中 | 中 | 中 |
バーネット法 | 中 | 中 | 中 |
ウィナーズ投資法 | 低 | 低 | 高 |
10%投資法 | 低 | 低 | 低 |
2in1法 | 低 | 低 | 高 |
31システム投資法 | 中 | 中 | 高 |
ラブシェール戦法 | 中 | 中 | 高 |
ピラミッド法 | 低 | 低 | 低 |
パーレー法 | 高 | 高 | 高 |
グランパーレー法 | 高 | 高 | 高 |
イーストコーストプログレッション法 | 中 | 中 | 高 |
オスカーズグラインド法 | 低 | 低 | 中 |
モンテカルロ法 | 低 | 低 | 中 |
キャンセレーション法 | 低〜大 | 低〜大 | 高 |
グッドマン法は12345法とも呼ばれ、勝ちに応じてベット額を「1→2→3→5」の4段階で増やし、負けた時点で1にベット額を戻す攻略法です
グッドマン法の目的は、連勝時の利益アップにあります。
$1スタートでフラットベットだと4連勝しても4ドルの利益しか得られません。一方、グッドマン法であれば、利益が11ドルになります。
グッドマン法の長所は、ベット額は最大$5であり、増え方が緩やかなため、負けても大きな損失にならないことです
なお、より大きなベット額で勝負をしたい方は、ユニットの金額を設定することで設定しましょう。
たとえば、1ユニットを5ドルに設定した場合、ベット額を「5→10→15→20」の4段階で上げていきます。
バーネット法は1326法とも呼ばれ、勝ちに応じてベット額を「1→3→2→6」の4段階で増やし、負けた時点でベット額を1に戻す攻略法です。
グッドマン法と似ていますが、4連勝時の利益はバーネット法が1単位だけ上回ります。また、2連勝時または2連勝後に1敗した場合の利益も、バーネットの方が大きいです。
ベット額の増え方はグットマン法と同様に緩やかなため、基本的にはバーネット法が原因で大きな損失が発生することはないでしょう
ただし 勝ちと負けが交互に来た場合、バーネット法の方が損失が大きいという短所があります。
プレイ中に「2連勝して1敗、また2連勝して1敗」というように波があると感じた場合に利用するのがおすすめです。
ウィナーズ投資法は、連敗時に損失を取り戻し利益を残すことに焦点を当てた攻略法です。 数列を使った手法であり、2連敗してからスタートします。
2連敗後にベット額を数列に記載し、3ラウンド目のベット額は数列の左の数字を2倍にした数値です。
負けた場合は数列の右にベット額を記載し、勝った場合は数列の左の数字を削除しましょう。数列がなくなったときにゲームを終了します。
10%投資法は、常に資金の10%をベット額とする攻略法です。
10%投資法を活用してベット額を決めると、勝つほどベット額が増加し、負けるほどベット額が小さくなるため、資金管理に長けた攻略法だといえます。
また、常に資金の10%をベット額とするだけのため、チップコントロールの攻略法に慣れていない方でも簡単に実践が可能です。
ただし、連勝した場合でもベット額の上がり方が緩やかなため、大きな利益を得るためには長期戦になります。
2in1法は損失を取り戻すことに焦点を当てた攻略法です。同額のベット額で2連敗した後に使用を開始します。
2連敗した際のベット額をメモに書き、次のラウンドではメモにある数列の左端と右端の数字の合計額をベット額としましょう。
その後のラウンドでは、負けた場合は数列の右にベット額を記載し、買った場合は数列の両端を削除します。
数列がなくなったら、攻略法の使用を終了してください。攻略法の終了時には、利益が発生しています。
31システム投資法は「1,1,1,1,1,2,2,4,4,8,8,」という数列を利用し、ベット額を決める攻略法です。
負けた場合は数列を右に移動してベット額を決定し、勝った場合は次のブロックの1つ目のユニットをベット額とします。
たとえば、2連敗した後に2連勝した場合のベット額は「1,1,1,2,4」というように推移します。
9ゲームのうち2連勝さえすれば利益が発生するだけでなく、運悪く9連敗した場合でも損失額が31ユニットに限定されているため、バランスの良い攻略法です。
ラブシェール戦法は、許容できる損失額をもとに数列を作り、ベット額を決定する手法です。
たとえば、許容できる損失が$40であれば、合計値が40となるように「5,4,3,8,6,4,3,7」 といった数列を作り、数列に従ってベット額を決めていきます。
ベット額は数列の両端を合計したユニット数です。勝った場合は数列の両端の数字を削除し、負けた場合は負けたユニット数を数列の右端に追加します。
ゲーム終了のタイミングは数列がすべて削除されたときです。
許容できる損失額をあらかじめ決めるため、むやみに損失額が大きくなってしまうことがありません。
一方、自由度が高く、場合によっては数値が数列が大きくなるため、中上級者向けの攻略法といえます。
ピラミッド法は、買った場合はベット額を額を1ユニット減らし、負けた場合は1ユニット増やす攻略法です。
買った場合にベット額を減らすのは、連勝できなかった場合に前のラウンドの利益以上の損失の発生を防ぐのが目的です。
負けた場合にベット額を増やすのには、連敗後の1勝により、少しでも損失を取り返す目的があります。
通常、勝利回数と敗北回数が同数であれば利益は発生しませんが、ピラミッド法を利用することで勝利数より敗北数が多い場合でも利益が発生する可能性があります。
シンプルなだけでなく、ベット額の上昇が緩やかなため、初心者におすすめの攻略法です。
パーレー法は逆マーチンゲール法とも呼ばれ、リスクが大きい攻略法です。
買った場合は次のラウンドでは前回のラウンドのベット額の倍額をかけ、負けた場合は最初のベット額に戻します
勝つ度にベット額が倍になっていくため、連勝した場合大きな利益を見込めるのが特徴です。
しかし、連勝しても最後に1度負けてしまうとこれまでに積み上げてきた利益以上の損失が発生してしまうため、終了のタイミングを見極めるスキルが必要になります。
グランパーレー法は、パーレー法をさらに利益追求に特化させた攻略法です。
パーレー法では買った場合はベット額を2倍する一方、グランパーレー法では勝った場合は「ベット額の2倍+最初のベット額」をかけます。
パーレー法よりもベット額の上昇が急激なため、大きな利益を狙うことが可能でありリターンが大きい一方、負けた場合のリスクも大きいハイリスクハイリターンの攻略法です。
パーレー法と同様に連勝数にかかわらず最後に1敗すれば利益を失うため、あらかじめ連勝数を決めておき、達成したらすぐに利益を確定させましょう
イーストコーストプログレッション法は、2連勝した後に始める攻略法です。
利益の半分をベット額に上乗せし、もう半分は手元にプールすることで、より大きな利益を狙うと同時に負けた際にも利益が消えてしまうことを防ぎます
たとえば、1・2ラウンド目でベット額を$1とした場合、 3ラウンド目では直前のラウンドのベット額である$1に1・2ラウンド目のベット額を足した$3がベット額となります。
3ラウンド目で勝利した場合、直前のベット額である$3に利益の半分である$1.5を足し、 4ラウンド目はベット額を$4.5とします。負けた場合は最初に戻ります。
前述のパーレー法はイーストコーストプログレッション法と同様に、より大きな利益を狙える攻略法です。
リスクを受容してより大きな利益を狙うならパーレー法、リスクを抑えより堅実に利益を狙うなら、イーストコースプログレッション法といった使い分けをしましょう。
オスカーズ グラインド法は、ピラミッド法の進化版と言われる攻略法です。
最初に1ユニットのベット額を決定してベッドし、負けた場合はユニット数を変更せず、買った場合は次のラウンドでは2ユニットをかけます。
1ユニット分の利益が発生したらゲームを終了し、利益を確定ましょう。
損失を抑え、長期的に稼ぐことで利益を発生させるることが可能です。
モンテカルロ法は数列を利用する攻略法です。メモに「1,2,3」という数列を書きます。
1ラウンド目のベット額は、数列の両端の合計値です。
勝った場合は数列の両端の数字を1つずつ削除し、負けた場合は前回のベット額を右端に追加して追加します。
数列の数字の数が1になったら、ゲーム終了です。
キャンセレーション法はモンテカルロ法を基礎とし、損失を回収し利益を残す攻略法です。
モンテカルロと同様に数列を使用します。
目標金額を決定し、4分割以上にして数列を作成しましょう。
たとえば、$20の場合は「3,6,7,4」などの数列が考えられます。
数列の両端の数字の合計値をベット額とし、負けた場合は数列の右に記載し、勝った場合は 数列の両端を削除してください。数列がなくなったら、利益が確定します。
数列の組み合わせを任意で変更できるため、大きな利益を狙うことも、リスクを抑えるのを優先することも可能です。